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2024年11月18日(月) 11:18:56〔1年以上前〕 更新
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2023/06/12 (Mon) 21:21:01 No.2 by みやこ 〔2年以上前〕
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執務室に戻ると、机の上に花が置かれていた。空色のラッピングペーパーと透明なセロハンに白い薔薇が一本包まれていて、紺色のサテンリボンがかけられている。
誰かからの贈り物だろうか。手にとって眺めてみるが、差出人がわかるものはなにも書かれていない。
包装紙を破らないよう慎重に剥がすと、中からはらりと一枚のメッセージカードが落ちてきた。そこには走り書きのような字でこう書かれていた。
――この花はあなたのために咲いた。
送り主に思い当たる節はなかったが、美しい薔薇がそのまま枯れてしまうのは忍びなく、ひとまず活けてみることにした。使われずに仕舞いっぱなしだった一輪挿しに水を張って、そこにそっと差し込む。
贈り主の意図はよくわからないが、きっと意味はあるはずだ。ならば、その意味を考えてみたい。審神者は端末に向かいながら、薔薇に視線を落とした。畳む