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2024年11月18日(月) 11:18:56〔1年以上前〕 更新

■No.15 ( 1

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ネタの覚書や小ネタなど。ジャンルは刀剣乱舞のみ。年齢制限のものには鍵をつけています。

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No.15 by Icon of admin みやこ 〔2年以上前〕

静電気 | #姥さに 帯電しやすい体質の審神者。


 バチッと音が響いて視界に火花のようなものが散った。一瞬の痛みと衝撃に驚いて、伸ばしかけていた手を引っ込める。まじまじと手のひらを見つめ、それから触れようとしていた相手――主である審神者の方へと目を向けると彼女はすまなさそうに眉を下げて謝った。
「すみません。静電気みたいです。私、帯電しやすい体質で……」
 審神者の言葉に山姥切はなるほどと納得した。だが、「お互いに痛いですし、あんまり触らないほうが……」と言われてしまうとなんだか残念な気持ちになる。暖かい季節はこんなことはなかったと思うが、まさか冬の間ずっと我慢しろというのか。それはちょっと酷ではないか。好いた相手に触れられないのはつらい。この感情を与えたのは他ならぬ彼女なのだから、責任を取って欲しいものだ、と山姥切は思う。
 どうしたものかと考えていれば、審神者は困ったように笑って言った。
「部屋の加湿をして、肌の保湿をして、服に気をつければ少しはマシになるとは聞きますが、どうなんでしょうね」
「マシになるのなら、試してみる価値はあるんじゃないか」
 あんたに触れたいから、とは言えない。山姥切は「短刀たちもあんたに触るたびにああやって静電気が起きていたら不憫だから、対策をした方がいいかもな」と言葉を濁した。

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