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2024年11月18日(月) 11:18:56〔1年以上前〕 更新
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2023/06/12 (Mon) 22:04:48 No.16 by みやこ 〔2年以上前〕
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特にすることもないので自室で本を読んでいたところ、好ましい気配がこちらに近づいてくるのがわかった。すぐに襖が開いて主が入ってくる。なにかと思って振り返る前に背中に軽い衝撃が走った。細い腕が回されて背中に彼女のやわらかい体が密着する。
「どうした?」と尋ねると彼女は答えた。
「充電中」
俺の背中に頭をぐりぐりと押しつけてくる。
しばらく好きにさせておいて、やがて俺は口を開いた。
「俺にもさせてくれ」
彼女の腕を振りほどいて向き直り、その華奢な体を抱きしめる。主が驚いたように身じろぎするのを気にせず強く力を込めると、彼女もまた同じように俺の背に手をまわした。主の肩に顔を埋めると、主はくすっと笑って言った。
「山姥切も甘えん坊だね。同じだね」
「そうだな」
主は時々こうして俺にだけ見せる顔を見せる。俺だけが知っている主の顔。俺だけの特権。……俺だけの特別な時間だ。
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