note
2024年11月18日(月) 11:18:56〔1年以上前〕 更新
■2023年6月[19件] ( 19 件 )
2023年6月17日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
2023年6月13日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
2023/06/13 (Tue)
00:06:11
No.18
by
みやこ
〔2年以上前〕
#豊前江 バイク(HONDAでもYAMAHAでも)
#南泉一文字 原付バイク
#山姥切長義 (監査官)国産高級車 (シール産) 助手席
#山姥切国広 自転車
#宗三左文字 リムジン (運転はしない)
#陸奥守吉行 軽トラ (大型免許も持ってそう)
#へし切長谷部 免許一通り持ってそう。あらゆる資格を持ってそう。
山城国のシリーズの刀剣男士は自分たちの判断で必要なものはいろいろ揃えていて、暇なときは通信教育受けたり、審神者に現世へ行く許可を得て資格取りに行ったりしている。
免許とかどうやって判断するのかはマイナンバーカード的な感じで、本丸番号とかなんかいろんな書類提出して作成するとかなんとか。
2023年6月12日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
2023/06/12 (Mon)
22:05:39
No.17
by
みやこ
〔2年以上前〕
目の前に広がる鮮やかな黄色。本丸の庭には一面に菜の花が咲き誇っていた。
春らしい暖かい陽気の午後。山姥切国広は審神者と縁側に並んで座り、お茶を飲みながらぼんやりと景色を眺めていた。
「きれいですね」審神者の言葉に少し間をおいてからそうだな、と返す。
「見てきれい、食べておいしいだなんて、菜の花はすごい花です」
まずはおひたしでしょう。それに天ぷら、サラダ、パスタやおにぎり、汁物に入れてもいいですね。
指を一本ずつ折り曲げながら楽しそうに話す彼女を見て、山姥切は思わず微笑む。花を見ているというのに食べ物の話とは、食べることが好きな彼女らしい。
「ふふ、食い意地が張ってましたね。今はきれいな花を楽しまなくちゃいけませんね」
彼女は照れくさそうに笑って言った。
畳む
2023/06/12 (Mon)
22:04:48
No.16
by
みやこ
〔2年以上前〕
特にすることもないので自室で本を読んでいたところ、好ましい気配がこちらに近づいてくるのがわかった。すぐに襖が開いて主が入ってくる。なにかと思って振り返る前に背中に軽い衝撃が走った。細い腕が回されて背中に彼女のやわらかい体が密着する。
「どうした?」と尋ねると彼女は答えた。
「充電中」
俺の背中に頭をぐりぐりと押しつけてくる。
しばらく好きにさせておいて、やがて俺は口を開いた。
「俺にもさせてくれ」
彼女の腕を振りほどいて向き直り、その華奢な体を抱きしめる。主が驚いたように身じろぎするのを気にせず強く力を込めると、彼女もまた同じように俺の背に手をまわした。主の肩に顔を埋めると、主はくすっと笑って言った。
「山姥切も甘えん坊だね。同じだね」
「そうだな」
主は時々こうして俺にだけ見せる顔を見せる。俺だけが知っている主の顔。俺だけの特権。……俺だけの特別な時間だ。
畳む
2023/06/12 (Mon)
22:03:47
No.15
by
みやこ
〔2年以上前〕
バチッと音が響いて視界に火花のようなものが散った。一瞬の痛みと衝撃に驚いて、伸ばしかけていた手を引っ込める。まじまじと手のひらを見つめ、それから触れようとしていた相手――主である審神者の方へと目を向けると彼女はすまなさそうに眉を下げて謝った。
「すみません。静電気みたいです。私、帯電しやすい体質で……」
審神者の言葉に山姥切はなるほどと納得した。だが、「お互いに痛いですし、あんまり触らないほうが……」と言われてしまうとなんだか残念な気持ちになる。暖かい季節はこんなことはなかったと思うが、まさか冬の間ずっと我慢しろというのか。それはちょっと酷ではないか。好いた相手に触れられないのはつらい。この感情を与えたのは他ならぬ彼女なのだから、責任を取って欲しいものだ、と山姥切は思う。
どうしたものかと考えていれば、審神者は困ったように笑って言った。
「部屋の加湿をして、肌の保湿をして、服に気をつければ少しはマシになるとは聞きますが、どうなんでしょうね」
「マシになるのなら、試してみる価値はあるんじゃないか」
あんたに触れたいから、とは言えない。山姥切は「短刀たちもあんたに触るたびにああやって静電気が起きていたら不憫だから、対策をした方がいいかもな」と言葉を濁した。
畳む
2023/06/12 (Mon)
22:00:58
No.13
by
みやこ
〔2年以上前〕
寒さが厳しい日が続く中、審神者は執務室で仕事をしていた。暖房器具はあるが電気代の節約のため使用を控えている。そのため、部屋の外とあまり変わらない気温で作業を続けていた。
「さすがに冷えるなあ……」
独り言のように呟き、とうに冷めてしまった茶をすする。そのとき、障子の向こうから声が聞こえた。
「失礼する」
山姥切国広の声だ。返事をして入室を促すと、彼は遠慮がちに部屋に入ってきた。そして後ろ手に戸を閉めた後、審神者の傍へ歩み寄る。
「……おい、この部屋冷えるぞ。大丈夫なのか?」
心配そうな表情を浮かべる彼に、審神者の顔は自然と綻んだ。
「お気遣いありがとうございます。ですが平気ですよ。慣れていますから」
「だがあんたが風邪を引いたりしたら大変だ。……そうだ、これを使え」
彼はポケットから何かを取り出し、審神者に握らせる。それは使い捨てカイロだった。
「温かい飲み物を用意してやるから待っていろ」
立ち上がって慌ただしく厨へ向かう彼を見送り、手のひらの中の温もりを感じながら、審神者は小さく微笑んだ。
畳む
2023/06/12 (Mon)
21:59:39
No.12
by
みやこ
〔2年以上前〕
「あわわ、あるじどの~おやめください~」
鳴狐のお供のキツネは困っていた。それはもう心の底から。何故なら、
「よいではないかよいではないか、ぷにぷに~」
と、審神者がキツネの肉球を触っているからだ。動物好きの彼女は暇さえあればこうして構ってくる。特に肉球がお気に入りらしく、いつもこのように揉んでくるのだ。
最初は良かった。審神者に構ってもらえるのは嬉しいし、一緒にいる鳴狐も彼女がそばにいると楽しげにしている。だが、それも毎回となると話は別だ。何せずっとこの調子なのだから。飽きてくれればいいものの一向に止む気配がない。そろそろ解放してほしいと思うのだが、
「ふふふ~、肉球可愛いね。でもそれだけじゃないんだよ。こことかここも可愛いよ」
こう言って今度は毛並みを撫でてくるのだからどうしようもない。もはや抵抗する気力すらなくされるがままになっている。そのうち諦めて身を委ねているうちに、キツネは眠りに落ちてしまった。
畳む
2023/06/12 (Mon)
21:56:31
No.11
by
みやこ
〔2年以上前〕
長義さんはよく私を後ろから抱きしめてくる。今も彼は背後から私のお腹に手を回し、肩に顎を乗せている状態だ。その状態で他愛のない話をするというのがいつもの流れなのだけれど……。今日は何だか雰囲気が違う気がする。何というか、ちょっと……、そう、甘えん坊モードみたいな感じ。私が「どうしたんですか?」と尋ねると、「別に何もないよ」と彼は微笑んだけれど、絶対何かあるはず。
私は彼の腕にそっと手を置いて、「話してくれませんか?」と尋ねた。すると、暫く沈黙が続いた後、「……じゃあ、話すけど」と言って口を開いた。
「主は最近俺のことを放置することが多いよね」
「それは……」
確かに最近は業務が立て込んでいて妙に忙しく、あまり構ってあげられていなかったかもしれない。自覚がなかったことを申し訳なく思っていると、彼は更に続けた。
「寂しかったんだよ」
素直な言葉に胸がきゅんとする。思わず振り返ると、拗ねたような顔をしている彼と目が合った。それがなんだか可愛くて、胸がときめく。思わず自分から口づけをしてしまった。唇が触れるだけの軽いものだけど、それでも効果は抜群だったようで、彼の瞳は驚いたように大きく見開かれた。その後、ふわりと嬉しそうに細められて、今度は彼からのキスを受ける。しばらく啄むように繰り返した後、そのままなだれ込むようにして事に至った。
畳む
2023/06/12 (Mon)
21:50:40
No.10
by
みやこ
〔2年以上前〕
「うっ……」
急に込み上げてきた吐き気。慌ててトイレへと駆け込む。そしてそのまま胃の中のものを吐き出した。最近、こういうことが増えてきている。食欲不振に、倦怠感。これはきっと風邪の症状ではないのだろう。ふらふらしながら自室に戻る。その途中、ぐらりと視界が傾いだ。
「……あれ?」
倒れそうになったところを、間一髪のところで支えられる。見上げると、そこには山姥切国広の姿が。
「どうした」
「すみません、ちょっと目眩がして……」
「無理はするな」
そう言って彼は私の身体を支えてくれる。彼の手は大きくて温かい。そんなことをぼんやりと考えていると、彼はおもむろに私の頬に触れた。
「熱があるな……」
「そうでしょうか」
「今日はもう休め。部屋まで送っていく」
「はい」
彼に手を引かれるまま、部屋へと向かう。不思議と先ほどまでのひどい吐き気は消えていて、私はただ黙って歩き続けた。
畳む
彼女の手を取り、手首の内側の柔らかい部分に口づける。唇を離せば赤い跡が残っていて満足感に浸れた。彼女は自分のものだと誇示できるような気がして嬉しい。俺はさらに彼女の服の袖を捲り上げ、腕にキスをする。二の腕には歯形もつけてやった。痛かったのか主は眉根を寄せたけれど知ったことか。
「痛いですよ」
主が咎めるように俺を見る。けれどその声音はとても甘い。だから俺は気にせず何度も彼女にキスをした。主の体にたくさん俺の跡を残しておきたいんだ。主が困った顔をしてもやめてやらない。
「もう……」
呆れ果てて諦めた様子の主の顔は少し赤くなっていた。それが嬉しくてまたキスをしてやる。すると主は仕方ないなとでも言うかのように小さく笑った。
畳む